283プロに存在する巨大なユニット対比についての概要と検討

 こんにちは,たくや(記事執筆者大募集中)です。

 

 この記事は298production Advent Calendar 2022の8日目の記事です。

 7日目の記事はこちらから

  note.com

  

 いやほんとにスケットダンスは我々の青春ですよね。

 ギャグでもシリアスでも友情も恋愛もなんでもこなす学園物の金字塔だと思います。

 

 さて今回は283プロに存在するユニットの(ひいてはアイドルのごとの)対比構造について考えていたことをまとめようと思っています。

 ただ,元々これはもう少し根拠が集まってから書こうと考えていた記事なので多少雑な所も多い記事にはなるかと思います。まあそこは皆さんと一緒に考えていこうといった感じで大目に見ていただけると嬉しいです。

初めに

 さて我々にはおなじみ283プロにはテーマの一つとして虹が設定されています。

 それぞれのユニットが赤・青・黄・緑・紫・橙・ピンクの7つのユニットカラーを持ち,それがResonance+の「七色を越えて」や,「虹の行方」のような曲タイトルにも反映されていますね。

 このように事務所全体で仕込まれているネタのようなものが存在していることから転じて,追加されるユニットについてはある程度の展望や計画が元々存在していたことが分かります。

 そこで今回は,事務所全体に存在する対比構造についても存在を仮定し,根拠を提示していきたいと思います。前述のとおり,根拠には不十分なところが多くありますので,一緒に他の根拠について考えていきましょう!

 

 また,今回の記事は以下の動画に影響を受けて作られています。是非参照してみてください。

www.nicovideo.jp

 

イルミネーションスターズ×ストレイライト

 初めに紹介するのは,イルミネーションスターズとストレイライトの対比構造です。

 この対比自体は既に多く言われてきたネタで,特に「ストレイライトはイルミネのライバルユニットとして登場した」という風な言われ方をされたことが多かったです。ですので既にご存知の話も多いですが,おさらいということで根拠を確認していきます。

 

 まずユニット単位の対比としては,「illmination STARS」と「Straylight」は,どちらも光をキーワードに持つユニットになっています。

まあ厳密にはイルミネは「星」がテーマなのですが,ユニット紹介では「小さな光を宿した」とありますし,「ヒカリ」がキーワードではありますし…

 一方でストレイライトも「迷光」というキーワードが存在していますね。「迷光を纏い」というフレーズや,Straylightというネーミング自体が迷光を意味しています。

 

 次の根拠として,それぞれのメンバーにVoDaViの振り分けがされている点が挙げられます。

 

 「綺麗な声を持つ」という点が評価をされる真乃と,「ダンスにキレがある」と評されるめぐると,どのような表現をするのかをユニットで共有する灯織(根拠薄)の三人がいますね…。まあ!灯織がどうであれ,真乃とめぐるがVoDaであるのは明確ですし,灯織も顔がいいのでOKでしょう。

 一方ストレイライトも「海辺のアイドルバトル」において,VoDaViの担当を決めています。

 ここでは,冬優子がVo,あさひがDa,愛依がViに設定されています。それぞれのアイドル達の対比についてもここから対比していこうと思います。

 

 まずは櫻木真乃と黛冬優子との対比ですが,どちらもユニット内のアイドルとしてキュート担当と言えます。加えて真乃はまさに冬優子の考える「ふゆ」を体現したような存在であると考えられます。その純粋さや,冬優子の朝コミュでふゆの姿として描かれた「センスが独特」というような要素も,「鳥とお話しする」ような不思議さに現れています。そのような女の子像を素でやってのける真乃と,理想の女の子として追い求める冬優子は対比的であると言えます(根拠薄)

 

 次に風野灯織と和泉愛依の対比ですが,どちらもユニット内のアイドルとしてクール担当と言えます。また,初回のコミュである「Light up the illumination」「Straylight.run()」において,灯織は真乃に厳しい言葉を告げてユニットのすれ違いを生んでしまう行動をとっていましたが,一方愛依はあさひと冬優子がぶつかる時もそれを仲裁したりそれぞれにフォローを入れたりとむしろユニットのバランサーとして動いていました。これらの行動が対比的に捉えられます。

 

 最後に八宮めぐると芹沢あさひの対比です。同様にどちらもユニット内のアイドルとしてパッション担当と言えます。加えてこの二人はどちらも学校での孤独を味わった経験がある点が印象的な共通点としてあります。また,先ほどと同様に初回のコミュでは,あさひがユニット内でのぶつかりを生み出す存在であったのに対し,めぐるは真乃や灯織のフォローをし,ユニットの仲を深めていきました。このような姿や経験などから,対比的な関係が感じられます。

 

アンティーカ×ノクチル

 次に紹介するのはアンティーカとノクチルの対比構造です。

 この二つのユニットは,どちらも海を泳ぐ船としてのメタファーを持っています。

 もっともアンティーカに関しては海を越えて宇宙一になってしまっているのですが…


 また,イベントシナリオ「天塵」においては,新人アイドルとして番組に出るノクチルに対し,パフォーマンスもキャリアも上のアイドルの存在としてアンティーカが登場します。

 ここで適切な対比構造として出すのであれば,283プロの最初のアイドルである「イルミネーションスターズ」を出すのがいいでしょう。それか人気のあるアイドルという形で登場させるのであれば,既に感謝祭でゴールデンの番組にも登場を果たしている「ストレイライト」を出せば追加ユニット同士の対比にもなり,非常に美しい対比になります。そこであえてアンティーカを出すというのは,意図的な対比構造が隠れているのだと解釈することが出来ます。

 

 加えて,アンティーカとノクチルはどちらも「月岡恋鐘」「浅倉透」という絶対的なリーダーを中心としてまとまっているユニットであるという共通点もあります。

 お互いを気遣って一歩を踏み出すことが出来ない(できなかった)アンティーカにおいて一歩を踏み出す存在であり,またずっと終わらない夏休みみたいな四人の毎日をノクチルというアイドルに導いた存在であるのが,この2ユニットのリーダーなのです。

それでは続けてユニットメンバーの対比を紹介していきます。順番は根拠に自信がある順です。後に行くほど根拠が可哀そうになっていきます。

 

 まずは,三峰結華と市川雛菜の対比です。えっそうなの!?と思った人もいるかもしれませんが,そうです。

 まず,結華は「他人の幸せのために自分を殺す」というような描写が多いです。それは自分のキャラだったり,気遣いだったり,やさしさから出る嘘だったりと形が様々ではありますが。

 その一方で,雛菜は言うまでもなく,自分のしあわせをとても大切にし,大きな行動原理の一つにしているという点が非常に対比的です。また,ノクチルの3週目の衣装「セイルテイルブリーズ」の思い出演出が(これは雛菜に限らずですが)アンティーカの対応するメンバーのガシャ演出をオマージュした演出が挿入されています。

【NOT≠EQUAL】三峰結華

TRICK☆☆☆】市川雛菜

 

 続いて,田中摩美々と福丸小糸の対比について解説していきます。

 摩美々は言わずと知れた「悪い子」であるのに対し,主席かつ練習や勉強を熱心に行う小糸は「いい子」であると言えるでしょう。この二人はここで対比になっています。

 また,先ほどと同様にアピールのオマージュも存在します。 

【アバウト-ナイト-ライト】田中摩美々

【てのひらの答え】福丸小糸

 

 続けて,幽谷霧子と樋口円香の対比について解説していきます。

 霧子と対比になっているのは(多分)円香です。霧子がプロデューサーに気を遣ったりプロデューサーの健康状況に気を配ったりするような献身的なアイドルであるのに対し,円香はプロデューサーに対して強く当たるシーンが非常に多いです。

 また,円香の実装時のコミュの中に存在が暗示された唯一の他ユニットのアイドルも霧子だったりします。

(花の)世話をしてる人がいるんですね……

 また,(一応)前述のように(自信ないけど)今回も(ないと見栄え悪いし)アピールの対比を示しておきます。円香と透に関してはマジで自信がないというか,もはやでっち上げの域に達していると自負しています。

【かぜかんむりのこどもたち】幽谷霧子

【ピトス・エルピス】樋口円香

 

 最後に,月岡恋鐘と浅倉透の対比について解説していきます。

 前述のとおり,二人はどちらもユニットを導く存在としてユニット内で圧倒的な存在感を示しています。また,どちらも抜けている所がありますよね!(根拠薄)

 一応最後に同様の根拠を示しておきます。気持ちよくすっきりとこの記事で納得したい人は見ないでください…。

風吹く丘にはよ来んね】月岡恋鐘

【つづく,】浅倉透

 マジでここの円香と透の対比のところはオマージュだと思われる部分の根拠を無限に募集しています…。

 

 

放課後クライマックスガールズ×シーズ

 次に放クラとシーズの対比について解説していきます。

 放クラはユニット紹介に「ファンもプロデューサーも世界も巻き込んで」とあるように,観客も巻き込んだ一体感のあるような曲やコール&レスポンスが魅力の一つであるのに対し,シーズはユニット紹介に「だから黙って聴いていて。」とあるように,その対極のような「釘付けにする」ようなパフォーマンスをするユニットであるという形で対比的な存在になっています。

 また,放クラが「放課後」「青春」というようなテーマを持ち,実際にメンバーも学生として学校に行ったり様々なことを学んでいったりする一方で,シーズの二人はそれぞれが学生として「放課後」と言えるような時間のほとんどアイドル業に費やしていて,放クラが考えるような情緒的な「放課後」を否定するような存在であると言えます。

 

 続いて,アイドル同士の対比をしていきます。

 

 まずは果穂-夏葉とにちかー美琴の対比の話から始めていきます。果穂と夏葉は年齢が8歳離れているのですが,最初はこれが283プロにおけるユニット内の年齢差の最大でした。そしてのちに実装されたシーズ(16歳と24歳)はこれに並ぶ8歳差で,非常に特徴的と言えます。また,この二人はどちらも赤-緑のアイドルカラーをしていて,果穂-美琴と夏葉-にちかは同系統の色を担当しています。

 

 それでは果穂と美琴の対比の解説をしていきます。

 この二人は前述した二つの対比に加え,283プロ内の最年少と最年長という形でも対比的です。またそれに関連して果穂は【窓辺・サイレントタイム】でも示されているように,未来ある存在として描かれることが多いです。

 その一方で美琴は「誕生日を迎えるのが少し怖い」というようなセリフや,「理想のアイドルになれるなら,死んでもいい」というような,未来を否定するようなセリフが多く,また24歳という最年長の条件も相まって,緋田美琴というアイドルのテーマの一つとなっています。

 

 次に夏葉とにちかの対比について解説していきます。

 この二人は前述した二つの対比に加え,まあ簡単に言ってしまえば経済的な要素で対比的な差があります。最初の頃はバスでクレジットカードが使えると思っていた夏葉と,スーパーの特売に走って生活をするにちかは対比的な関係にあると言えます。

 …まあちょっと急ごしらえで根拠があまりないんですけど…。みんなで探していけば将来的にはきっともっと根拠が見つかるはずです!

 

アルストロメリア

 さて,283プロのユニットは7つなので,ユニットごとに対比をさせていくと最終的にユニットが一つ余ってしまいます。そのユニットはアルストロメリアなわけですが,アルストロメリアは,ユニット内で大崎甘奈と大崎甜花の対比が成立しています。

 283プロ唯一の双子であり,アイドル衣装でも白と黒,天使と悪魔など多くの場面で対比的に扱われることが多くあります。この二人が対比的であるということに異論がある人は多くないでしょう。

 

 そしてそうなると,唯一余るアイドルが桑山千雪になります。

 ここの解釈は少し難しいのですが,まあシーズが追加されるまでは最年長の23歳であり,加法混色において混ざり合う果てにできる色である「白」をアイドルカラーにしている千雪は,まあ余るというか,アルストの対比の中心にいるアイドルとしてはふさわしいでしょう。

 また,色の上では斑鳩ルカの黒色と対立するため,千雪とルカを対立させて考えることもできます。ただ,まだあまりルカの情報が多くないので,ここでは割愛しようと思います。

 

まとめ

 いかがでしたでしょうか。

 正直根拠に甘い部分があるとは思うのですが,特に雛菜と結華の対比であったりイルミネとストレイの対比であったりと,ただの偶然では片づけられないような要素も多く存在しているので,一考の余地がある意見として捉えていいと思います。

 ぜひ皆さんからの根拠をお待ちしています。

 ここまでご覧いただきありがとうございました。

 

 

 

 それじゃ今から明日の記事を書きます…