283プロ遊戯王大会が開かれた時の使用デッキを考えるなら今しかない
こんにちは、たくや(ごめん、遊戯王は出来ません。今異次元フェスにいます)です。
この記事は298production Advent Calendar 2023の10日目の記事です。
前回の記事はこちらです。
書いている時点では家にいますが、どうやら私も異次元フェスの二日目に参加するようです。
でもまあシャニマス以外のコンテンツはほとんど一切分からないので楽しめるかどうかは分かりません。地蔵の物語が今始まる───。
さて、皆さんは「遊戯王」というカードゲームをご存知でしょうか?
私はかなりヘビーにご存知です。
最近こそ周りに遊戯王をやる友達がいなくてやっていませんが、リアルではデッキは10個くらい持っていますしマスターデュエルもかなりやっていました。
そうなってくるとやはり今回の記事で取り上げたいのは「283プロのアイドルがどのデッキを使うのか」に決まっています。
来年25周年を迎えようとしている遊戯王は膨大なカード・デッキカテゴリ数がありますので、きっとそれぞれのアイドルにぴったりなデッキが見つかることでしょう。
今回の設定は「283プロチャンネルの企画で、事務所内での遊戯王大会を行うことになった」ということにします。10年前のSSタイトル風に言うなら『灯織「283内で遊戯王の大会…ですか…?」』です。
というわけで「アイドルに使って欲しいデッキ」というよりは「アイドルが選びそうなデッキ」ということで選びました。「どれくらいガチで選ぶのか」「自分のイメージを意識して選ぶのか」などもある程度考慮しています(実際はかなり難しかったのでだいぶ妥協してます)。
櫻木真乃
真乃の使用デッキは「ふわんだりぃず」です。
ふわんだりぃずは様々な鳥が登場するテーマで、独特な画風とハートフルな世界観が特徴になっています。
真乃はカードゲームに詳しくなさそうなので、やはりカードの印象からデッキを選ぶと思われます。そのため実際の鳥が多く登場する「ふわんだりぃず」に目をつけるでしょう。
特にまあ捻りもないですね!ふわんだりぃずは今回のデッキの中ではかなり強い方なので優勝候補かもしれません。
風野灯織
灯織の使用デッキは「ブラックマジシャン(ガール)」です。
ぼかぁねえ、灯織に主人公っぽいデッキを使って欲しいんですよ…。
灯織自身も多分遊戯王大会に当たって原作のことを調べると思いますし、その過程でブラマジのことも知るでしょう。
実際占いモチーフのテーマもあるにはあるんですが、かなりカード枚数が少ないのでテーマとしては難しいと判断すると思います。そのため折衷案で魔法使い、ブラマジですね。灯織自身も魔法使いみたいな格好してましたし悪くはないでしょう。
八宮めぐる
めぐるの使用デッキは「テラナイト」ですね。
やはりイルミネーションスターズで星ということなんですが、イルミネのコミュを読んでいるとめぐるは特に「星」や「光」というキーワードを強く意識しているシーンが多く、「イルミネである」ということに強いアイデンティティを感じているように思います。
そのため、イルミネの中でも自分たちの「星」というテーマをしっかりと拾うのはめぐるだろうという読みです。めぐる闇堕ちルートを想定した時に「テラナイト」→「シャドール」という原作ストーリーを意識したデッキ変更ができるのもいいですね。めぐる!闇堕ちしてくれ!
月岡恋鐘
恋鐘の使用デッキは軍貫ですね。
まあ恋鐘は多分遊戯王を知らないのでデッキを決めるに当たっては結華がアドバイスをすると思いますが、そうなったらなんとなく恋鐘のイメージに近い料理から着想を得るでしょう。
軍貫は関連カードが少ないこともありそこまで難しいデッキというわけではないので回しやすいと思いますし、海を行く船としてのメタファーを持つアンティーカのリーダーが軍艦のテーマを使うというのもシャレが効いていていいと思います。
田中摩美々
摩美々の使用デッキは「レプティレス」ですね。
摩美々は遊戯王を知らなそうなので自分の興味から考えるとなると爬虫類族のテーマを選ぶのではないかと思われます。
爬虫類らしさという意味では溟界のようなデッキもありますが、摩美々がペットの紹介をするときは大体可愛さに言及しているので、強そうな爬虫類族はあまり興味がないかなと予想しました。その点レプティレスには爬虫類全開みたいなカードもありますし、「ヤモイモリ」といった可愛いペット感のある爬虫類を採用しやすいことからもおすすめできます。
白瀬咲耶
咲耶の使用デッキは「呪眼」ですね
結構咲耶自身が「眼」に縁が多く、abyss of conflictで「その目を睨んだ」という部分を歌ったり、衣装の「ブライクシリーズ」でも眼帯をしていたりと伏線が多くあります。
実際呪眼自体もかっこいいテーマですし、何よりデッキのコンセプトが「自傷しながら強力な効果を発動する」なので、アンティーカにもあっています。アンティーカのコンセプトを咲耶が拾うというのがエモくていいですね。
三峰結華
結華の使用デッキは「トリックスター」です。
トリックスターは(画像はバンドのモンスターですが)アイドルのテーマです。アイドルと言ってもキュートな可愛いだけではなくスタイリッシュさやかっこよさも見え隠れしていて、結華のイメージとも近いように感じます。また結華自身もアイドルのファンだったこともあり選ぶ確率が高いと言えるでしょう。
結華自身もアンティーカの中では器用な立ち回りをする「トリックスター」と言えなくもないですし、結構トリックスター自体も動きがロック的で難しく、カスタマイズ要素も強いのでカードゲーム経験者っぽい結華にはぴったりです。
幽谷霧子
霧子の使用デッキは「春化精」です。
春化精は熊や兎といった動物や妖精のような生き物が春の精霊として生活をしている…というようなテーマだと思います(細かい設定を知らない)。
春や芽吹といったテーマや牧歌的な雰囲気が霧子にあっていますし、例えば熊の精霊のことを「山と雪解の春化精」という名前にする言語センスも霧子のイメージに合っているのではないでしょうか。
春化精単体では少しデッキパワーに欠けるので、ナチュルといった他の地属性テーマと合わせても面白いし「色々な生き物に囲まれる」という霧子の様子も想像できますね。まあナチュルは相手の行動を封殺する性格の悪いロックデッキなんですが…。
小宮果穂
果穂の使用デッキは「HERO」です。
まあここは流石にほとんど一択ですね。HEROは変身ヒーローのデッキで、遊戯王GXの主人公が使っていたこともあって非常にたくさんのカードがあります。果穂は結構どんなヒーローでも好きになる感じがあるので、マスクをつける系のヒーローやダークヒーローも喜んで使ってくれるでしょう。
ぜひ果穂には好きなカード基準でデッキを組んでスカイスクレイパーとか使って欲しいですね。「ヒーローにはヒーローに相応しい、戦う舞台があるんです!」とか言ってくれ!
園田智代子
智代子の使用デッキは「マドルチェ」です。
マドルチェは簡単にいうと「お菓子の国」というテーマで、女王はティラミス、王女はプリンといったようにスイーツとキャラが対応して設定されています。まあここも鉄板ですね。智代子はアイドルとしてのプロ意識がかなり高いのでスイーツ関連のテーマを選ぶでしょうし、趣味でもマドルチェを選びそうですね。
マドルチェは比較的最近強化があったテーマなので、結構本戦でもいいセン行くと思います。智代子も結構ガチで勝ちに行きそうですしね。
西城樹里
樹里の使用デッキは「リブロマンサー」です。
リブロマンサーは簡単にいうと「能力者バトル」のテーマです。モンスターはそれぞれ好きな本を一冊持っている一般人で、上級の儀式モンスターがそれぞれの本に対応した変身後の姿になっています。
結構ストーリーは王道っぽくて友情・努力・勝利って感じっぽいんですが、樹里もゲームが好きですしそういう王道な少年誌は一通り読んでそうなので興味が出ると思います。
杜野凛世
凛世の使用デッキは「花札衛」です。
花札衛は、文字通り花札のテーマですね。結構遊戯王の中でも特殊な回し方をするデッキです。
凛世は実家では、折り紙で所在ない時など鶴を追っていたそうなので、花札ももちろん解しているでしょう。
また確か「3名様極楽旅行記」で凛世は勝負師的な側面を覗かせていたので、実際の花札のような運ゲーっぽい展開をする花札衛は凛世にあっているでしょう。
有栖川夏葉
夏葉の使用デッキは「戦華」です。
戦華は見ていただいたらわかるように三国志のテーマですね。
夏葉も「孫子ね。同感だわ」と古代中国史に造詣が深い一面を覗かせていましたし、三国志はもちろん知っているでしょう。なんなら啓発的に読んでいる可能性も高いです。
また戦華は結構わかりやすく脳筋っぽいテーマなので、物理攻撃が似合う夏葉にぴったりでしょう。
大崎甘奈
甘奈の使用デッキは「Live⭐︎Twins・Evil★Twins」です。
Live⭐︎Twins・Evil★Twinsは、昼は動画配信者として夜は凄腕の怪盗コンビとして活躍する二人組のテーマです。
双子というものを強くアイデンティティとして意識している甘奈ですから、(実際に双子なのかは言われてないと思いますが)twinsと名前がついた二人組、誰かの前に見せている顔、プライベートの顔といった要素からなんとなくシンパシーを感じるのではないでしょうか。
テーマ自体も現代的でスタイリッシュでカッコよく、甘奈のイメージとも合致するのではないでしょうか。
大崎甜花
甜花の使用デッキは「ネムレリア」です。
ネムレリアは一人の眠り姫とその夢の世界を守るスイーツの怪物によって形成されたテーマです。
甜花はゲームが好きというのも大きな特徴ですが、実際作中でプレイしているゲームは多岐に渡り、具体的にどのようなゲームが好きかというのはハッキリしません。その点睡眠はもう大好きですし、それを守るスイーツの怪物というのも非常に好きそうです。まさに甜花のために作られたテーマと言っても過言ではないでしょう。
桑山千雪
千雪の使用デッキは「アロマ」です。
アロマはアロマセラピーをテーマにした妖魔法使いのテーマです。
多くイメージされる千雪の「癒し系」というような印象とも一致しますし、世界観がかなりフワフワしたファンタジーなので、「アプリコット」のようなオシャレ可愛いイメージも回収しています。
また実戦におけるアロマは結構脳筋気味に物理で殴るシーンが多いので、千雪の豪快な側面もよく現れているピッタリのテーマだと言えるでしょう。
芹沢あさひ
あさひの使用デッキは「未界域」です。
未界域は、UMAが生息する未開の島に探索隊が向かうというコンセプトのテーマです。
あさひの興味だと例えば虫であれば「ビートルーパー」ロマンであれば「先史遺産」などもありますが、何というかあさひはそのロマンの実在性が裏にあってこそ興味があるというように思います。昆虫であればその動きや行動ですし、遺跡であればそこに存在したという事実ですね。そういうものがない、想像上の生き物というよりは、「未知の生き物を探索する者たちとその記録」という方に興味を持つのではないかと思います。
また未界域は簡単にいうとパチンコデッキなので、食欲・好奇心といった原始的な快楽に従うあさひはドローや運ゲーの快感が癖になるでしょう。またその性質上決まった展開になりづらいから飽きにくいというのもあさひに合っているポイントです。
黛冬優子
冬優子の使用デッキは「ピュアリィ」です。
ピュアリィは、最初は小さい「ピュアリィ」という生き物に会いプレイヤーとの思い出で成長していくという、育成ゲームをモチーフにしたテーマです。
まず冬優子はもちろん可愛いテーマを使うには言わずもがなですが、その中でもピュアリィはデザインが完全に女児向けアニメなんですよね…。冬優子も「完全にジュエルペットじゃない…。」と憤りを感じながら使ってくれると思います。
純粋を意味するピュアリィという名前のテーマを冬優子が使うこともメッセージ性があっていいですし、何よりこのデッキかなり強いんですよね、ですので勝ちにこだわる冬優子にもピッタリだと思います。
和泉愛依
愛依の使用デッキは「P.U.N.K.」です。
PUNKはサイバーな要素と日本の伝統芸能が組み合わさったテーマです。
この雰囲気が和ロックのHide&Attackっぽい雰囲気もありますね。私はソロ曲であさひ・冬優子が自分のアイドル路線の曲を歌う中、完全に後付けのキャラクターだったはずの愛依がストレイのロックの曲調を守るという展開が非常に好きなので、ここでもかっこよくストレイを意識したテーマを使って欲しいです。
また、愛依の特技である書道とのクールさの要素を巧みに拾っていると思います。ぴったりではないでしょうか。
浅倉透
透の使用デッキは「SPYRAL」です。
SPYRALのモチーフはスパイ映画ですね。相棒が洗脳されたり潜入任務をしたりします。
そして透の趣味はもちろん映画ですね。透が見ていた映画で元ネタがわかっているものだけあげると「太陽を盗んだ男」「ファイトクラブ」ということで、日常の中の非日常のようなテーマの映画を好むのでしょう。WING編のシナリオあたりからもそう読み取れます。
そう考えるとSPYRALはピッタリではないでしょうか。洋画っぽいテーマで展開も結構分かりやすめです。
樋口円香
円香の使用デッキは「代行者」です。
代行者は神の使いである天使のテーマで、相手の動きを制限するパーミッションというデッキテーマですね。
まず前提なのですが、ノクチルの4人は遊戯王経験者です。間違いない。透辺りが買ってきて一時期流行ったんじゃないでしょうか。
で大体時期を逆算すると、代行者のストラクチャーデッキが出た時期に中学生ほどで有る可能性が高いので、その頃のデッキをまだ持っている、もしくは覚えている円香はこのデッキを選ぶのではないでしょうか。
その頃のストラクの中でなぜ代行者かと言われると難しいですが、まあ円香の清廉なものを好む傾向や「パーミッション」というデッキテーマが好きそうというのが主な理由です。
福丸小糸
小糸の使用デッキは「霊使い」です。
霊使いは、それぞれの属性に対応した「霊使い」モンスターと使役する魔物のモンスターによって構成されるデッキテーマです。
先述の通りノクチルはかつて遊戯王をやっていましたが、中学生くらいとなると小糸が辛かった時期なのでその頃の思い出は色濃く残っているでしょう。つまりその頃買った霊使いのストラクを流用するということです。
デッキテーマからしても霊使いの少年少女たちが分かりやすく成長していくテーマなので、小糸も感情移入しやすく愛着が湧くでしょう。
市川雛菜
雛菜の使用デッキは「アメイズメント」です。
アメイズメント遊園地をモチーフにしたテーマです。楽しいテーマパークの一方で閉園時間がないという設定や本性を表した支配人のカードがあるなど、ホラゲーの遊園地っぽい要素もあります。
雛菜がアメイズメントを使う理由としては、明らかにユアクマっぽいクマがいるからですね。それだけではなく「遊園地」という場所と雛菜の親和性や「永遠に遊園地にいる」という闇堕ちした雛菜のような発想も持っているのでかなりイメージ近いかなと考えました。
七草にちか
にちかの使用デッキは「プランキッズ」です。
プランキッズは家の中に住み着いた炎や水や電気の妖精が様々な悪戯を行うというテーマです。
にちかは自分のキャラクター性をよく理解しているので悪戯好きな妖精というイメージをアイドルの自分と重ねてこのデッキを選択する可能性が高いでしょう。
また「家」で行われるドタバタコメディというテーマ性も「家族みんなで大きな家に住む」というにちかの夢を内包しているような雰囲気があって合致しています。
緋田美琴
美琴の使用デッキは「幻奏」です。
「幻奏」は音楽用語や有名な音楽家の名前を冠した音楽の精霊たちのテーマです。
美琴は遊戯王のようなゲームには興味がないでしょうが、それはそれとして出なくてはならないと決まったらそれなりに真面目に取り組みはすると思います。
シャニPやにちかのおすすめに大概従うでしょうからそこから逆算すると、美琴と縁深いピアノのテーマでかつ比較的簡単となると幻奏になるでしょう。ドレミコードはペンデュラムが難しいでしょうし。
カードゲーム自体未経験でしょうからにちかと「み、美琴さん!エクシーズモンスターはレベルを持たないからレベルを参照する効果は無効ですよ!」「え、そうなんだ…。レベルを持たないならレベルゼロだと思ってた。」とかやりとりして欲しいですし、通常召喚をしてからそのモンスターを融合素材にしたりして欲しいです(遊戯王アークファイブ)
終わりに
コメティックに関しては、ルカは絶対にやらないし何なら仕事をすっぽかすという選択肢が彼女の中には常にあることを考えると遊戯王をやってくれそうにはないので割愛します。だぶるははまだ情報が少ないので同じく割愛します。
というわけで以上が遊戯王×シャニマス考察ですね。なかなか良くできたと自負しています。これを機に皆さんもマスターデュエルを始めてみてはいかがでしょうか。私は闇堕ちシャドールめぐると闇堕ちD-HERO果穂と闇堕ち未界域暗黒界あさひを妄想しながら寝ます。